各教室合同の北斎展摺り実演見学と入門教室風景

5月7日(土)は入門、初級、中級合同で、山梨県立博物館で開催中の北斎展と、版画の摺り実演を見学してきました。
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皆さんはじめての経験でしたが、摺ったばかりの版画を手に取り、和紙の質感や摺りによる印刷面の質感の変化を実際に感じる事ができました。
展示作品の中にも、同じ版から摺られた作品が年代が変わり摺られ、全然違った印象の作品になっているものが並んで展示してあったりしていたので、版=写真のフィルム、摺り=写真のプリントという事を少しは実感できたのではないかと思います。

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浮世絵版画では白の顔料はありません。白は紙の地の色です。
和紙に生成の色がついていても、摺られたものを見た場合
私たちはそれを画面の中で白と感じます。

インクジェットプリンターでは、どんなに色数が多い高級機でも白インクはありません。
暗室で印画紙にプリントする時も、印画紙の紙白以上の白は出せません。

これらの事は、写真でプリントを製作する上でとても大切な事を気づかせてくれています。

今回の実演は、伝統木版画の技術を保存・継承するために様々な活動を行っている「アダチ伝統木版画技術保存財団」の方々が大変分り易い解説と実演をしてくださいました。

浮世絵木版画の制作工程などに興味がある方は、アダチ版画研究所のHPをご参照下さい。

私が一番興味深く思ったのは、西洋のプルシャンブルーが日本に入り、それを木版の技術で和紙に摺ることによって、全く新しく素晴らしいブルーの表現として西洋の方々に賞賛されたというエピソードです。
日本には、和紙という素晴らしい紙があります。
私たちは、分野を問わずもっと目を向けてこれを生かす事を考えても良いと思います。

翌日8日(日)は入門教室をベルクで行いました。
いつもお借りしているギャラリーが陶芸の展覧会のため使えなかったので、2階にある広い部屋を使わせていただきました。
今月は欠席者もあったため、ずいぶん贅沢な部屋の使い方をさせていただきました。
この間の撮影会で撮った写真を全部並べて見たりすることもできました。
何点か面白い可能性のある写真を見せていただき、これからがますます楽しみになりました。

11.05.08入門教室







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写真家小嶋三樹のブログです。
山梨県南巨摩郡富士川町で写真塾と写真教室をやっています。

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