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山梨日日新聞に掲載していただきました。(2月4日)

昨年末に取材していただいた記事が、本日掲載されました。

私のまとまりのない話を、編集局・文化・くらし報道部の五味優子さんが素晴らしくまとめて記事にして下さいました。
ご許可をいただきましたので、記事の写真と、本文を記載させていただきます。

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【本文】
和紙に魅せられて
県内作家の試み③

小嶋三樹さん(写真家、富士川)
柔らかく深みのある黒

飾られた掛軸は一見すると水墨画の滝の絵。近づいてよく見ると、筆で描いたものではないことが分かる。写真家の小嶋三樹さん(富士川)は、「和紙に写真をプリントして表装する」という独自の仕事でも知られる。

和紙を積極的に使い出したのは2003年のこと。「現代美術中心のギャラリーで発表した時、通常とは違う展示を求められた。美術学校で版画を学び紙の知識はあったので、和紙の質感が写真に合うのではないかと考えた」

小嶋さんによると、和紙は写真用紙と比べて表現できる色彩の階調の幅が狭く、中でも黒の再現性は低い。「工業製品である写真用紙は階調がくっきり出るように作られているが、和紙は真っ黒が再現できない」。反面、「デジタル写真ではっきり写りすぎた部分を、和紙の再現性の低さで省略する効果がある」。

かといって、決してぼんやりとした写真になるわけではない。「和紙は光を吸い込み、柔らかく深みのある色味をつくる」。まるで絵のような質感が表せる、不思議な素材なのだという。

小嶋さんの作品は主にモノクロ。被写体は、滝や樹木などの自然の風景、都市の夜の情景、ヨーロッパやニュージーランドの街や自然などさまざまあるが、流れるテーマは共通している。「暗い中にあってもそのもの自身が光り輝く感じ、闇の奥で見えそうで見えないものを表現したい」。そうした狙いを表す素材としても、和紙は合っていると考えている。

和紙を使い始めたことで、紙の補強や展示の仕方についても気を配るようになり、裏打ちや表装の技法を学ぶようになった。「撮る楽しみに加え、撮ったものをいかに作品として表現するか、見せ方や絵肌にまでこだわる楽しみが増えた。和紙を使うことで表現の幅が広がっている。」

現代では、写真をプリントする紙は厚さや色味、素材、加工方法の違いなどで多種多様にあり、一昔前とは比べものにならないほど選択肢は広い。だからそこ「テーマやイメージに合った紙を選ぶことが大事になる」。和紙の良さを生かしつつも、「写真用紙以上のクオリティーを出す」ことを目指している。〈五味優子〉 
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プロフィール

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Author:holmeswan
写真家小嶋三樹のブログです。
山梨県南巨摩郡富士川町で写真塾と写真教室をやっています。

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